東尋坊という大きめの崖ら辺に出店や遊覧船を備え付けて観光地と言い張ってる福井の名所があるんですが、そこからもう少し離れて地元民の生活区画に相当する素朴なテナントビルの一階に店を構える居酒屋を紹介します。 平日でもランチタイムを設けている珍し…

ようやく新型感染症の猛威も落ち着き、福井の誇る繁華街片町も以前ほどでは無いにせよ活気を取り戻し始めていた。 そんな折に新たな変異種ウイルスの話も出てきているので依然として油断は出来ないものの、自分も少しずつ飲み屋巡りを再開している。 今回紹…

えちぜん鉄道三国港駅を降りて2.4キロ程歩くと辿り着く、福井県が誇る観光地東尋坊。(高低差のある2.4キロは想像以上に大変なので素直に京福バスを使おう。) 土産物屋やレストランはもとより昼間から炉端焼き屋や飲み屋が営業していて、意外にも福井屈指の昼…

酒屋で酒とつまみを買って店内で飲む、要するにイートインなのが"角打ち"と呼ばれる飲みスタイル。 近年徐々にその姿を消していくこの業態は、都市圏を中心にあくまで"小洒落た物"という認識の元で真新しい酒屋が打ち出し始めている。どういう形であれ酒飲み…

出張版セクシー三昧が掲載されたlightmellowbuのbu紙vol.5が本日発売されました！ 【bu紙が買えるお店】bu紙Vol.5は10/8以降、画像記載のディスクユニオン各店にて購入出来ます。都内の数店舗だけで売ると思ってたら沢山のお店で売るらしいので各店とも入荷…

こんばんは、ハタです。 タイトル通りなんですけど、このブログが書籍化しました。と言っても内容的には新録書き下ろしをおまけで載せた感じに近いのですが。俺は滅茶苦茶ふざけて書きましたが二人はちゃんと真面目に書いてます。 経緯は省きますがディスク…

福井から敦賀市方面へとひた走る漁火街道は海沿いでその景観の良さから小粒の飲食店が点在している。 特に現在有名なカフェマーレーやカフェアースは福井屈指のインスタ映えスポットになっていて、平日の真昼間でも席の3分の1が埋まる程の人気店だ。 この街…

ご無沙汰しております だてです 以前から気になっていた旅館「日本館」に宿泊した。 京都駅まで40分もあれば行けちゃう滋賀県民がわざわざ泊まる必要なんてないけれど、たまには良いでしょう。 立地は京都駅前ヨドバシカメラの裏の路地。関西を代表する巨大…

ココロノカオリという昼間からやっている酒場(メインはカレー屋)へ行った折に、かなり良い佇まいの店を見つけた。 電車は近くには無いので、JR福井駅から出ている京福バスの運動公園線に乗り、社北小学校前で降りるとすぐ近くに見える。 おそらく地元民しか…

近年開発が進む福井市森田地区。 何処へでもアクセスの容易な地区なので急速に住宅地が増え、ベッドタウン化している。 紹介する豆蔵は、歩いていても何も期待を感じさせない住宅地を進むと現れる老舗の喫茶店だ。 独特の形状の本館と、明らかに増設の別館。…

古民家風の喫茶店が流行っているが、本当に民家そのものの店もある。 一見すると割と新しめの家だ。しかし回転灯とピンク色の看板が見える。自宅兼スナックという感じだろう。 開け放たれた玄関で靴を脱ぎ入店する。まるで空き巣のようなばつの悪さを感じつ…

福井市の繁華街の役割を一手に担う福井片町に、早朝からオープンしている老舗の喫茶店がある。 このビル自体どれほど昔の物なんだろうか。店の外観は歴史を雄弁に物語る。 珈琲所と名乗るだけあって多種多様な豆を取り扱う。店の中に染み付いた香ばしい香り…

坂井市方面から福井工業大学へ向かう明里橋通り沿いにいくつかの個人喫茶店が立ち並ぶ。 シシリアは、この青い看板と赤い三角屋根が目印。 窓の形や建物の形状から、そこはかとなく時代を感じる。俺が子供の頃からここはあるが入ったのは初めてだ。平日の午…

福井工業大学近くの明里橋通りに面し建つ古びれたビルの一角に喫茶店が見える。裏口に回ると数台程度停められる駐車場を備えていた。トタンの壁が時代を感じさせる。 表口に回る。パッと見で古そうだがリノベーションしてある。 ガラス張りでモダンな風合い…

世の中は空前の街中華ブーム。 Twitterを見ても、YouTubeを流しても、雑誌を開いても、どこもかしこも街中華街中華街中華……そもそも街中華の「街」ってなんだ？ 赤いカウンターで、鄙びていて、床が油でネトネトならそれが街中華なのか？ 中華料理屋では駄目…

地元の人間の言葉で言うと「飯塚のアピタあった所ら辺」に何軒か良い感じの個人経営の喫茶店がある。 この飯塚のアピタあった所ら辺というのはちょっとした市街地のくせにJRもえちぜん鉄道も通ってない、福井市内でも微妙な第四商業地区といった場所。 (ちな…

福井県の貴重な貴重な観光資源の一つである丸岡城から程近い場所に、しなびた佇まいのカラオケ喫茶があった。(ちなみに丸岡城は観光名所の割にJR丸岡駅から3キロ以上離れていて微妙な立地である。福井駅から出ている丸岡城行きのバスをお勧めする。) 果たし…

みなと食堂はその名の通り、明石の港に店を構えている。JR明石駅から徒歩5分ほどのところにあり、店の向かいにはフェリー乗り場がある。 営業時間は朝7:30からとなっているが、この日は8:30頃に通りかかったところまだ開店準備中。どうやら9:00開店のようだ…

長野県のJR御代田駅前には、小粒ながら飲み屋街が存在する。 控えめなホームとローカルラジオ局を併設する御代田駅は、中軽井沢駅から2駅離れた立地に在する小さな駅。この駅前には先日紹介した喫茶のんのんや古いスナック、焼き鳥屋、飲み屋、ガールズバー…

軽井沢というと、観光者やペンションを所有する高所得者向けの高い飲み屋しかないのではないかという懸念がある。 確かにアウトレットパーク付近や幾つかの店はその傾向にある。実際、御代田にあるワイバーンという名前のRPGの世界を再現したコンセプトパブ…

JR高槻駅からしばらく歩いたところに下町の雰囲気が残る地域がある。ローカルなスーパーに個人商店が立ち並び、商店街というより下町という表現がしっくりくる。 そんな地域にある豆腐屋・能登屋食品と、和菓子屋・正進堂を紹介したい。 1枚目が能登屋食品店…

長野に来て数ヶ月、そろそろ観光らしい観光でもしてみようと星野リゾート辺りの温泉を見に行くと、平日の午前中にも関わらず車で埋まっていた。 早々に諦めて御代田の地元民しか来ないであろう大谷地鉱泉という銭湯にでも行こうかと調べると湯船の温度が44℃…

洋食ユキは、大日駅から少し歩いた住宅街にある。周囲は昭和の文化住宅と平成になって建てられた一軒家が入り交じり、裏手には小学校もある。大阪のどこにでもあるような住宅街だ。この日は休日なので道路に子供が飛び出していたり、お年寄りがゆったりと歩…

かつての繁華街である長野県佐久市の岩村田本町通りを一本入ると、古い飲み屋や趣のある喫茶店がある。今回紹介するピエトロは、先日紹介した喫茶茶王のすぐ近くに、ツタだらけの廃墟のような装いで聳え立っている。 2階を見ると電気がついているのを確認で…

大阪モノレールの終着駅、門真市駅から一駅前に大日駅はある。名前は知っていたけど行ったことのない駅。そして「だいにち」という言葉は関西弁の発音が心地いい。大きくて日というのも縁起がいい。ある晴れた日、今日こそはという思いで大日駅に降り立った…

軽井沢から群馬県の安中市に向かう中山道を進む途中にポツンと現れる喫茶店。 夫婦で始めた昭和55年創業のこの店は、当時はトラックドライバーや観光バスの立ち寄り地点として目の回る忙しさだったようだ。 ログハウス風のシックな店内。めじろという名前の…

飲み屋のような名前だが、喫茶店だ。 JR御代田駅前に41年前から店を構える老舗。初代のママがずっと店に立っているらしいが、いわゆる美魔女だった。ハッキリとは聞かなかったが、かなりの歳だろう。 とにかくメニューが豊富。パフェに関しては数ページに渡…

長野駅前にある老舗の喫茶店。今年で45年目になる。 笑ってるような家屋の二階部分が店舗。 駅前にある店舗にしては珍しく駐車場付き。看板のコーヒーカップのオブジェが目新しい。 階段を登った先。 コーヒーがやたら安い。大体380円の所が多いが。200円台…

畑や田園が広がる通りに、トレンディな外観の喫茶店が現れた。 中は木目を基調とした平成初期風の内装。子供部屋のような青空天井が目新しい。 奥にもう8席ほど座席があったが、おばさん達が職場の嫌いな同僚の話を大声でしていて写真を撮れなかった。おばさ…

旭麺類店は滋賀県守山市に店を構えている。「麺類店」という表記は初めて見たかもしれない。たいていは「ラーメン店」「うどん店」「そば店」と住み分けをされているものだが、「麺類店」というとプロ野球でいうとユーティリティプレーヤーのようなものだろ…