JR福井駅を降りてローカル電車の福井鉄道に乗り、40分程度電車に乗ると到着。10駅以上各駅停車するので時間以上に長く感じた。
この日は歳の近い美人の女医さんから「昼からサシ飲みしよう」と急に連絡来たから、周りの知人に言いふらして得意げになっていた。
待ち合わせまで時間があったから、付近を散策する。
基本的には住宅街で、こういう車では通れなさそうな細い路地が萌えポイントだと思う。あるけどね、車。
あと何より古墳が急に住宅地の真ん中に出現するのが良いなぁって思う。
でっかく土が持ってあって頂上に社みたいなのがある。マイナー観光地なのか観光客みたいなのは全然居なくてそれも良かった。
↑別日の夜に見に行った写真。
この兜山古墳は北陸で最大級の大きさらしい。神社として機能していたらしくそのおかげで格段に良い保存状態なのだそうだ。観光資源として有益なのに、周りは住宅地しか無い、お店とか無い。だから住宅地の中から突然古墳が生えてる異様な風景になってる、面白い。こういう観光資源の売り出し方は福井県は不器用だと思う。
歩き回ってたらそれなりの時間になっていたのでこの日の昼飲み会場である「串政」へ向かった。
普段は夜しかやってないけど、土曜日だけは12:00から通し営業している。
ここの女将は芳山会という日本酒好きのグループに所属していて、月一で十四代やらジコンやら貴重な酒を飲む会を主催の山崎さんが開いている。僕も昔所属していて、今でも時々は会に顔を出している。
そんな日本酒好きな女将なので県内外問わず銘酒を取り揃えている。しかしとりあえずこの日は暑かったのでサワーで乾杯した。
焼き鳥やら山ウニ鉄板焼きやらを注文する。山ウニとは福井県の鯖江市が必死になってアピールしている郷土調味料で、 すりつぶした黄ゆず、赤なんば(萬願寺唐辛子)にたかの爪と塩をすり鉢で混ぜて練り上げてペースト状にしたもので、鮮やかな朱色がまるでうにのようであることが名前の由来である。←サイトからペーストしました。塩っ辛くて美味いです。僕は普段は刺身にコレ付けて食べてます。
飲み相手の女医さんとは行きつけの飲み屋でよく顔を合わす内に話すようになり、インスタを交換した程度の関係値だったので何喋ろうかなと思ったけどIQが高い人ってスムーズに会話をそつなくこなす。根暗の僕が一生懸命練習して、やっとの思いで人間のモノマネをしてるのに、人生の素地の違いがモロに出るな〜〜と感心しきりだった。
↑山うに鉄板焼き。美味い。
2件目はすぐ隣のランタンベアー(すぐ近くのホットサンド屋さん。元々金沢で飲み屋経営してた人の店だから、言えばアテとか作ってくれるよ)に行こうとしたらコロナ禍で昼営業はやめていて、今は昼は団子屋さんの間借り営業になっていて断念。今度夜ハシゴ酒したいね。
とりあえずまた電車で40分かけて福井まで戻り、2人でいつもの飲み屋で少し飲んで解散した。
結局なんで僕を飲み相手として選んだんだろうと思ったけど、よく分からなかった。本当はこういうのって僕が奢らなきゃダメだろうけど、明らかに向こうの方が稼いでるから、それも向こうは分かってるから「割り勘で良いからね」と気遣いまで出来るのかと頭が上がらないね!飲み屋通いも続けてみるもんだなと思った。