はちぼし酒店(京都市中京区)
しばらく更新をサボっていた今野です。
今日は京都市中京区、烏丸御池近くの角打ち「はちぼし酒店」を紹介します。
初めての角打ちはいつも緊張する。角打ちにはそれぞれの店によって微妙にルールの違いがあるのだ。基本セルフなので、グラスや栓抜きはどこにあるのか、食べ物はどうやって注文するのか、飲み終わったら片付けはどうするのか……などなど、神経質な僕はいちいち気にしてしまう。
「はちぼし酒店」もはじめルールが分からなかったが、それが分かると居心地のいい店だということに気づくことにできた。その点も書いていきたい。
「はちぼし酒店」は一見すると普通の酒屋だ。しかし店内の奥に立ち飲みスペースが隠されている(隠しているわけではないだろうが)。この奥のスペースは常連が多く緊張する場所だ。なので僕は、この入口手前に二脚だけある丸テーブルで飲むのが好きだ。 お酒は角打ち価格。中瓶が299円。その他缶チューハイや日本酒、ワイン、ウイスキーなどたいていのお酒は揃っている。コーラや炭酸水もあるので、アレンジも楽しめそうだ。 食べ物は店内の真ん中にわかりやすく置いてある。僕は漬物やお菓子をついつい選んでしまうが、一品料理なども少ないがある。乾き物や缶詰も豊富でおつまみに困ることはない。そして食べ物は何より安い!たくあん60円、ゆで卵50円。一品料理も100円台。ちなみに中瓶+ゆで卵+たくあん+味カレーの組み合わせが500円でお釣りがくる。 僕は立ち飲み屋や角打ちのゆで卵が大好きなのだけど、はちぼし酒店のゆで卵は塩まみれで最高! こんな感じで駄菓子屋感覚でも飲めてしまう。そういえば、駄菓子屋でお酒飲んだら楽しいだろうな。こんな感じなのだろうなと思う。 最後に、この立ち飲みの入口から奥は図解で解説しておく。これだけ押さえておけば、初めての訪問でも戸惑うことはない。 「はちぼし酒店」はアップリンク京都からも歩いてすぐの場所にあるので、映画の前や後にさくっと飲むのにも向いている。立地と居心地と価格、どれも素晴らしい角打ちなのだ。 (店舗情報) はちぼし酒店 京都市中京区東洞院通三条下る三文字町218-1