4日目 高松市 徳島市 阿波池田
12/22
◯高松市
サンライズ瀬戸号で高松市に到着する。時刻は7:27。眠い目を擦りながら通勤通学客をかき分ける。高松と言えばうどんだ。うどんを食べるべく、とりあえず徒歩で繁華街の瓦町方面へと向かう。歓楽街がごちゃごちゃしてて良い。
・さか枝うどん 南新町店
コンビニみたいな間隔で朝から営業してるうどん屋があるだろうと思ったが、意外とそうでもなかったので、とりあえずローカルチェーンのうどん屋に入る。チェーンとは言え、ひと口すすれば丸◯製麺基準の私の舌をぶん殴る。世の中に◯亀製麺より美味いうどんチェーンが存在するんですね... コシが強いのが讃岐うどんの特徴であるが、コシが強いにも関わらずツルツルと吸えてしまう。美味しそうに撮れなかったのは後悔してる。
(店舗情報)
さか枝うどん 南新町店
・南珈琲店
うどんをたいらげ、近くの喫茶店で当日の予定を立てることにした。緑のアーチにときめき入店。店内は地元のおじいさんたちで非常に混雑しており、カンター席が何とか空いてる状態。肖像権の問題もあるので店内の撮影は諦めた。軽い気持ちでブレンドコーヒーを注文したら、朝の時間はトーストが付くとの事。つい10分前にうどんを平らげたが、それでも嬉しいサービス。コーヒーと共に分厚いいちごジャムのトーストが運ばれてきた。コーヒーは香り高くほんのり苦い。表面がパリッと焼けて中がしっとり甘い分厚いトーストによく合う。これで300円は嬉しいなあ。居心地がよくつい長居してしまった。
(店舗情報)
南珈琲店
◯徳島市
高松駅から特急列車に乗り徳島市へ向かう。高徳線は高架化された立派な線路で特急列車が行き交う四国の主要幹線。それにも関わらず、電化設備を持たないところがちょっぴり愛おしい。1時間半ほど特急に揺られて吉野川を渡り、徳島駅に到着する。徳島県は47都道府県で唯一電化した鉄道路線を持たない県であるが、徳島駅の駅ビルは立派。特にする事が決まってないので、徳島駅から繁華街へ向かって歩いてみた。想像していた以上に繁華街が立派で驚いた。夜に来たら賑やかで楽しいだろうな。
・新町温泉
歩いていたら偶然発見。しかも営業してる!これは入るしかないね。外装も内装も大阪の銭湯とそっくり。旅に出ているはずなのに、地元にいるような不思議な感覚。徳島の方言はアクセントが関西弁と似てることもあって、とても親近感が湧く。熱めのお風呂と冷えた水風呂で長距離移動の疲れが癒える。これだから旅先銭湯はやめられない。
(店舗情報)
新町温泉
日曜定休日
・八万屋
徳島と言えばラーメン激戦区。全国的に有名なラーメン東大などがある。新町温泉を出て、最初にピンと来た八万屋に入店した。炒めた豚バラ肉に生卵が乗る一般的な徳島ラーメンとは違い、シンプルな豚骨醤油ベースのスープにチャーシューともやしとネギとメンマのシンプルなのが来た。そう、こう言うのが1番美味しいに決まってる。今回は注文しなかったが、豚まんが名物らしい。定食メニューも豊富で昼間から瓶ビールを飲みながら楽しんでる地元の方達で賑わっていた。良い店だったな。
(店舗情報)
中華食堂 八万屋
◯阿波池田
徳島から徳島線に乗車。終点の阿波池田で降りる。古い町並みが残る美馬市脇町に寄りたかったが、時間の関係上スキップ。本当に残念。吉野川沿いを内陸に向かう路線であるが、吉野川が綺麗に見えるポイントは少なかった。それでもたまに広くてなだらかな吉野川が見えると「おお!」と歓声をあげたくなる。そんなこんなで阿波池田に到着。阿波池田は地名が面白く、駅前一帯は「三好市池田町サラダ」。大歩危観光の拠点になってるだけあって、駅前に巨大なアーケードが伸び、四方八方に旅館や居酒屋、スナックがひしめき合ってる。ゲストハウスにチェックインを済ませて缶ビールを片手に街の中を練り歩く。こうして歩いてる時間が1番旅に来た実感を持たせてくれるね。ほっかほっか亭の看板が妙に味がある。ちなみにゲストハウスは寿司屋だった空き家をそのまま使ってる4S STAY 阿波池田。部屋は広々として和室。相撲の番付表なんかも飾ってあって面白かった。
・池田温泉
浴室に入るやいやな「チャースッ!」と元気の良い挨拶が響く。かつて「やまびこ打線」で甲子園を鳴らせた県立池田高校の野球部の寮が近隣にあるらしい。脱衣所には池田高校野球部専用ロッカーまである。地元の期待が大きいのがよくわかる。彼らは地元の常連客だけでなく、私のような一見の客にも爽快な挨拶をしてくれる。強豪の野球部に所属する彼らも部員同士ではふざけ合ったり恋愛談義に花を咲かせたり、意外とかわいらしかったりする。青春だなあ。熱めのお湯とキンキンに冷えた水風呂でサッパリしたところで、夜の街に向かうことにした。
(店舗情報)
16:00〜22:00
・お好み焼きつくし
阿波池田の駅前はやたらとお好み焼き屋が多い。少し歩いただけでも4軒も見つけた。もっとあるかもしれない。お好み焼きがきっと名物かと思い、宿の近くのお好み焼き屋に入ってみる。女将さんに真相を聞くと「たまたまや」と仰ってた。なるほど、それでも激戦区であることには変わりはない。ミックス焼きとおでんと瓶ビールを頂く。お好み焼きは注文してから女将さんが目の前で焼いてくれる。焼きたてのお好み焼きはふっくらしてて美味しい。大阪でもなかなかここまで美味しいお好み焼きに出会えないと思う。自家製ソースも甘辛でコクがとにかくビールが進む。お口直しに昆布出汁がよくしゅんだおでん。大根がほろほろで美味しかった。
(店舗情報)
お好み焼きつくし
営業時間不明