セクシー三昧

インターネットが掬いきれないお店の記録

3日目 東京 サンライズ瀬戸

12/21

 

ご無沙汰してます。だてです。転職して新生活でバタバタしていてブログを書く気力がなく、更新途絶えました。自粛続きで飲食店に行けてないので、旅行記の続きを更新していきます。今後ともよろしくお願いします。

 

この日は昼から友人に東京を案内してもらい、夜は寝台列車サンライズ瀬戸号」にて四国を目指すことになっていた。箇条書きで紹介します。

 

・黄金湯

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錦糸町の最近改装された銭湯。サウナは400円と、関西在住の筆者からすると高く感じたが、入浴してみると400円の価値は十分にあると感じた。浴室内はシンプルな構成。お湯は肌に優しい軟水を使用。ボディーソープで身体をを洗うと肌がツルツルする感触が気持ちよかった。お湯は東京らしく熱め。ジェットや薬湯もある。冬至が近かったので、この日は柚子湯。爽やかで良いねぇ。そしてお待ちかねのサウナ。サウナ利用者専用のエリアには開放感ある中庭に広い水風呂、そしてオートロウリュのサウナ。(女湯はセルフロウリュらしい。羨ましい。)オートロウリュのため湿度は高めでよく汗が出る。しっかり冷えた水風呂でクールダウンをして、外気浴。この日はよく晴れており、冬の朝の刺すような冷たい空気に柔らかい太陽の光。とても気持ちが良かった。

そして風呂上がりはビール!なんとここは銭湯でありながら、オリジナルブランドのクラフトビールを出している。ロビーのBGMはアナログレコードで流しており、音が暖かい。この日はユーミンがかかっていた。少し苦いけど、フルーティなビールは昼飲みにもってこい。

(店舗情報)
黄金湯
東京都墨田区太平4丁目14−6
10:00~0:30

 

・コーヒーショップギャラン

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上野駅前の雑居ビル2階の喫茶店。写真を撮りそびれたが、ビルの入り口からとても良い雰囲気で期待できそうだった。煉瓦造りのアーチ状の入り口と階段は上野の中でも一際目立っていた。店舗の中に入るとでっかいシャンデリア。皮張りの椅子はちょうど良い固さ。コーヒーは日本人が好きな苦い味。マンデリンを多くブレンドしてるのかな?都会の喧騒とは無縁の静かな店内は時間が許す限りずっと居たいと思わせてくれる。

(店舗情報)
コーヒーショップギャラン
東京都台東区上野6丁目14−4
08:00~23:00

 

・カレーの店八月

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筆者はロックバンドのサニーデイサービスの大ファンである。カレーの店八月はサニーデイサービスのボーカル曽我部恵一氏がオーナーを務めるので、絶対行ってみたかった。当日はツアー中のため曽我部氏は不在であったが、それでも万感の思いである。肝心のカレーはスパイスがよく効いていて、野菜も沢山乗っていて、野菜の甘みとスパイスの辛みがとても合う。名盤DANCE TO YOUのジャケットになってる永井博氏の絵の横で食べるカレーはちょっぴり照れる。

(店舗情報)
カレーの店八月
東京都世田谷区北沢2丁目14−19 グラバービル 1F
11:00~20:00

 

・そしがや温泉21

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ウルトラマン商店街の脇にある大型銭湯。温泉はモール泉(黒湯)。モール泉は植物由来の有機物が溶け込んだ黒褐色の温泉。植物由来のため、肌に触れるとツルツルとした触感になるのが特徴で、保湿効果は抜群。ここは循環式ではあるものの、十分その効果は実感できた。(循環式であろうとそもそも銭湯で温泉に入れるのは贅沢の極みである。)

そしてここの最大の特徴は冷凍サウナとプール。冷凍サウナの設定は氷点下10℃らしいが、体感はせいぜい氷点下3℃といったところ。それでもサウナで火照った状態で入ると、身体中の血液が音を立てて循環しているようだった。サウナ利用者でなくても利用可能。そしてプール。こちらはサウナ利用者専用。10メートル2レーンの温水プール。サウナに入って汗を流しプールに飛び込むと、凝っていた肩や腰が解れていく。泳いで往復して外気浴ベンチに座って夜風を浴びながらクールダウン。とても心地良い。

余談ではあるが、ウルトラマン商店街は良さげな飲食店が多く並び、これこそセクシー三昧案件だと思う。今回は時間が許さなかったので、宿題として取っておこう。

(店舗情報)
そしが温泉21

東京都世田谷区祖師谷3丁目36−21
14:00~01:00

 

サンライズ瀬戸

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四国旅行で東京を経由した最大の理由がサンライズ瀬戸号に乗るため。昔から何となくブルートレインに憧れはあったが、ひとり旅をする頃には全滅。そんな中、日本に残る唯一の定期運行されている夜行列車がサンライズ瀬戸号と出雲号である。酒を飲んで横になりながら列車に乗る体験はとてもワクワクする。寝静まった街が夜に溶けていく。行き交う列車も貨物列車ばかり。旅客車はサンライズのみ。普段乗り慣れた東海道本線のいつもと違った様子に感動する。リズム良くレールを走る音が眠気を誘う。翌朝、日の出の時刻に合わせてアラームをセットする。この時期は日の出がちょうど瀬戸大橋を渡る時刻。朝焼けで淡いピンク色に光る瀬戸内海と島々のコントラストを寝ぼけ眼に焼き付ける。あれは美しかったなぁ...

瀬戸内海を渡り切るとすぐ高松へ到着した。

四国編は次回以降とします。