音色食堂(京都市左京区)
ハタさんが先日紹介されていた「かくれんぼ」に触発されて今回紹介するのは京都にある定食屋「音色食堂」だ。ミュージシャンや音楽好きなら一層心引かれる名前の響きかもしれない。
看板が完全に消失しているので、最初は通り過ぎてしまった。また営業中かも一見すると判別はできないが、自転車がたくさん停まっているので営業中だろう。
後日気になって、Googleストリートビューで遡ってみると、どうやら2018年の段階では看板は半分ほど残っていたらしい。
店内には僕以外にも既に3人ほどが食事をしていた。
壁に貼られた模造紙にはたくさんのメニューが並んでいる。定食から、和洋中、麺類まであり目移りをしてしまうが、今日の気分はオムライスだ。
運ばれてきたオムライスがちょうどその日食べたかった理想の姿で涙が出そうになる。味ももちろん抜群で一瞬にして平らげてしまう。
お会計の際にサービス券を一枚もらう。
サービス券といえば、河原町の立ち飲み屋「たつみ」は10枚集めると酒が一杯飲めるサービス券を配っているが、音色食堂は3枚で使用が可能なのだ。サービス券が好きな僕としてはこういう文化は是非とも後世まで残って欲しいと思う。
音色食堂は朝7時から営業している上に近くには銭湯もある
天国じゃないか。
3枚で50円引き。これは最低あと3回は通わなければならない……!