セクシー三昧

インターネットが掬いきれないお店の記録

奥野食堂

福井市から国道8号線を進み、氣比神宮を越えてもう少し進むと敦賀市のメイン通り?に出る。

ここは一本脇道に逸れるだけで古びた飲み屋やスナック、食堂が沢山見られる。この辺を散策するだけでも結構楽しいのだが、今日紹介するのはその中の一店。

 

"奥野食堂"

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まず素晴らしいこの外観。みなまで言うなと。これはもう入るしか無いですね...。

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店内はカウンター席のみ。飲みメニューとしておでんもあります。時節柄、透明の仕切り板が席ごとに置かれています。GO TOも使えます。

平日の昼間からこういう所で飲むのが1番良いのですが、車だったのでラーメンを食べました。これは普段480円でただでさえ安いのにサービス価格で400円でした。

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出てきたのは何てことは無い、麺もやわやわの家庭ラーメンで、昨今のラーメンの流行り廃りの系統などを一笑する時代に囚われない姿形をしています。

しかし意外と醤油出汁が効いていて、ほんの少し濃い目の、飲みのシメに食うならコレだなと思わせる説得力がありました。

次は泊まって飲もう。

 

営業時間 11:30〜19:00(水曜定休)

場所 福井県敦賀市本町1-8-27

 

読まなくていい余談。

福井県はよく嶺北と嶺南という区別をされる。敦賀市は嶺南なのだが、何故そんな同県で差別をするかと言うと、嶺南に辿り着くには滋賀側からも嶺北側からも海を越え山を越え、長い長い道のりを経てようやく辿り着ける昔の蜀みたいな地域なのでこんな冷たい区別をされている。元を辿れば昔の北陸道の難所、木の芽峠を境に嶺北と嶺南に区別されたのだが。

とにかくそんな陸続きの孤島なので、嶺北とは町の様子が違う。そして敦賀市内だけで何でも完結出来るようにミニマムに施設が詰め込まれているので俺は不自由は感じない。セレクトショップブックオフもあるし、本腰を入れて1日敦賀に泊まって飲み歩いてみるのも良いなぁと思う。